2019年05月07日

よくある話

イイ人にフラれたんだって,お気のどくさま。でもね,世の中どんどん変わっているんだし,それ考えたら,人の気持ちが変わるなんてこと,よくある話,大したことじゃないんだよ。

つい先ごろ2代前になってしまった昭和の頃には,いわゆる<根暗うた>というジャンルがあって,歌詞からして,歌手の風貌からして,思いっきり暗さ爆裂ソングがあったものです。ま,幸せよりは不幸せな出来事が発端で,人を感動させる作品ができあがるのは,少なからず事実とは言えますが…

ただ,その原因を概ね,せちがらい時代とか社会という抽象的なコンセプトになすりつけてしまうのは,手っとり早く安易な手法だったとはいえ,まだそこには,<おおらかなゆるさ=どうにかなるかもしれない>を感じていたからなのかもしれません。なので,そこには外見の暗さばかりではなく,ほのかな光明もどこか同居することに。

先行き本当にどうにもならないことは,どうなげいても,どうあてこすってみたところで,せんないことなので,いじることはできません。どこか望みがあるからこそ,自嘲気味にいじってみても共感を呼ぶことができるのでしょう。

最近の歌はあまりよく聴きませんが,この<根暗うた>みたいなものをあまり耳にしなくなったような気もします。もしかすると,どこか可愛らしい<根暗うた>が巷で,はやり出したら,気がつけば幸せな人たちをあちこちで見かけるようになるのかもしれませんね。

◆ 日吉ミミ 「男と女のお話」

2019.5.7 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 15:22| 諸々 | 更新情報をチェックする