2019年12月07日

JF2019

阪神ジュベナイルフィリーズは翌年の桜花賞と同じコース・距離で行われるので,ここを圧勝すると,これで来年の桜は決まりみたいな雰囲気にいったんはなってしまいます。

ところがどっこい,そううまくことが運んだ例は少なく,そのまま桜も勝ってしまったのは,10年前のアパパネまでさかのぼらなければなりません。年が明けると,早熟でなかった,より高い能力を秘める駒が次々と現われることもあるからなのでしょうね。

今年の前売りでは,Nリアアメリア,Iクラヴァシュドール,Bウーマンズハート,Cレシステンシア,この4頭が10倍を切ったオッズで人気となっていますが,おそらく勝つのはこの4頭のいずれか。

過去2走ともスタート後に頭をあげてイヤイヤし,やや扱いにくいところはあるものの,異次元の走りを見せたアメリアが一歩抜けています。また,夏の新潟はタイムが出やすいとは言え,デビュー戦で上り32.0秒,続く重賞の新潟2Sで32.8秒をマークしたウーマンズの鬼脚も同じくらい異次元ですね。この異次元対決にまず注目しましょうか。

この4頭に割って入ってきそうなのは,いずれもキズナ産駒のEクリスティーとHマルターズディオサの2頭です。ディオサは前日売りで7番人気ですが,伸びしろを感じさせる走りをするので,ひょっとすると波乱の使者となるかも。花開くのはもっと先のオークスあたりかもしれませんが。

ここはごく普通に,三連単のフォーメーションで,BN→BHN→BCEHIN,以上の16点を。

2019.12.7 いろは
posted by Don and Mama Mind at 17:13| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年10月24日

秋天2019

上旬までやたら暑い日が続き,その後は台風のために天気も思わしくなく,本来であれば最もさわやかであるはずの10月がとんでもない番狂わせとなってしまいましたが,久しぶりにお馬の会の当番がまわってきました。もちろん,秋の天皇賞を。

始まる前から,アーモンドアイとサートゥルナーリアの2強で決まりみたいな雰囲気がありますが,<絶対はない>のが競馬であり,2強とか3強と騒がれていても,それで決まったためしは滅多にありません。

アーモンドは春の安田記念でほぼ一本かぶりの1番人気となったものの,スタート時の不利を取り戻すことができず,3着に終わってしまいました。不利さえなければ圧勝できたという事後評価は十分うなずけるところですが,スタートや道中でアクシデントが仮にあったとしても涼しい顔して勝つのが真に強い駒。それゆえ,不利がなくても勝てなかったかもしれないという見方も逆に成り立つのでは?,かなりヒネクレ者の見方ですが。

また,サートゥルは同世代の中では突出していることに疑いの余地はありませんが,それなら歴戦の古馬を凌ぐほどかと問われれば,自信を持って断言できません。4着に負けたダービー以外の5勝は全て右回りなので,あんがい東京コースが苦手なのかもと気になってしまいます。

狙い目はむしろ,左回り巧者で府中のコースにめっぽう強い,ワグネリアン,スワーヴリチャード,ユーキャンスマイルの3頭かもしれません。

ただし,さいぜんの2強は外すことはできないので,2強+上記の3頭で,3連複のボックス10点とすることにしましょう。

2019.10.24 いろは
posted by Don and Mama Mind at 07:53| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

宝塚2019

先々週のマーメイドSでお馬の会当番のイモちゃんが三連複5万超えの大ホームランをかっ飛ばしたので,さっそく飲み会が企画され,7月中に焼き肉宴会が組まれることに。久しぶりに私も出席する予定としています。

今年の宝塚記念ですが,明日まではなんとか天気がもちそうで,当日も雨の確率が半々ぐらいなので,仮に降っても稍重ぐらいまででしょうか。今年は12頭立ての小頭数ですが,もちろん選りすぐりのメンバーとなりました。

出馬表を見た瞬間,@キセキとKリスグラシューを2頭軸とする三連複の総流し10点でいくことに決めました。

<真摯>と形容するのが一番似合っているのがキセキです。距離や馬場状態や競馬場,そして相手がどんなに強かろうが,決してひるまず持てる力を出し切る姿には好感が持てます。勝ちきれるかどうか分かりませんが,納得のいく走りを見せてくれるはず。

そして,唯一の牝馬で牡馬とは2キロの斤量メリットのあるリスグラシューも大器と謳われながらもG1タイトルを手にするのに2年半近く要してしまいました。そしてその後の2戦は,やはりシルバーコレクターに。

思い起こせば,全盛期のテイエムオペラオーに何度挑戦しても勝てなかったメイショウドトウが,とうとう負かすことができたのが18年前の同レース。

なので,真剣なシルバーコレクターに,競馬の神様が,時々気まぐれでご褒美を与えてくれるのが宝塚記念というレースなのかもしれません。がんばれ,キセキ,リスグラシュー!

2019.6.21 いろは
posted by Don and Mama Mind at 08:54| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年05月26日

東京優駿2019【補】

終わってみれば誰も予想しなかった結果に。圧倒的1番人気のサートゥルナーリアは,ルメールが騎乗停止のためD.レーンに乗り替わり,おまけにスタートで後手をふんでしまった。

直線の追い上げぶりを見ればスタートさえ無事だったらと気の毒がられていましたが,おそれ多くも無敗のダービー馬に輝きたいのであれば,多少のハンデなどものともせず,何事もなかったかのように,涼しい顔して勝たなきゃなりませぬ。

ただ,ここで運気を使い果たさなかったことは,逆にこれからの捲土重来に期待が持てるということなので,そんな風に割り切ったらよいのです。 (5/26補足)


すこし前,スープラというスポーツカーのCMで豊田社長がじきじきにお出ましになり,
<100年前のアメリカには1500万頭の馬がいたが,これが車に代わってしまった。しかし,競争馬として,あるいは趣味として乗る馬は残っている。そう,馬を楽しむ方々のために馬が残っているんだ>,そんな風に語っていました。

スポーツカーも競争馬も,<究極の走りという楽しみを追及するという点で目標は同じ>,とでも主張したいのではと思われます。されど,いち競馬ファンとしては,目のつけ所もセリフも確かに中々シャレているのですが,今一つ心に響いてくるものがありません。少なくとも競争馬には予測できないドラマが必ずあるんだけどな。

さて,オークスも終わってみれば,ディープ産駒のラヴズオンリーユーとカレンブーケドールのワン・ツーで決まったように,府中の2400mは今だディープ産駒の独壇場。

今年も何頭かエントリーしていますが,ダノンキングリーは才能に満ちているとはいえ距離適性はむしろマイルのほうかもしれず,メイショウテンゲンは重馬場の限定付き,サトノルークスは皐月賞は大敗しましたがペース配分にとまどったことが原因であれば距離適性はあるのでもしかして化けるかも。京都新聞杯2着のロジャーバローズがやや不気味。

されど,残念ながらカナロア産駒の大本命サートゥルナーリアに勝てそうな気配はなく,皐月賞2着のジャスタウェイ産駒ヴェロックス,青葉賞のルーラーシップ産駒リオンリオン,京都新聞杯のキンカメ産駒レッドジェニアル。このあたりとドッコイどっこいが精一杯か。

オークスの勝ちタイムは2:22:8というレース・レコード決着。ダービー・レコードは15年にドゥラメンテの出した2:23.2,当日は晴れ模様ですが,女子の出したタイムをしのぐことができないと,また<今年も女上位かよ>と言われてしまいそう。

ここはごく普通に,Eサートゥルナーリアを1着固定とし相手を@ロジャーバローズ,Cサトノルークス,Fダノンキングリー,Jレッドジェニアル,Lヴェロックスの5頭とする3連単20点。もしくは,競馬に絶対はないので,サートゥルが沈んでしまうような大波乱を望むのであれば,この6頭の3連複ボックス20点でも。

2019.5.23 いろは
posted by Don and Mama Mind at 21:02| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年04月30日

NHKマイル2019

うっかりしていてJRAのA-PAT用口座に入金し忘れてしまったので,久しぶりに難波ウインズに行って馬券を買ってみよかなどと思案していたところ,確かクレカ決済のJRAダイレクトがあることを思い出したのです。

申し込み手続きはいたって簡単なのですが,ナンギしたのは,3通りも設定しなければならない<秘密の質問>に対する答え。Q一番落ち着く場所は?A部屋,Q小さい頃なりたかった職業は?A船長,Q好きな果物は?Aでこぽん。これが,3番目のでこぽん以外エラーとなってしまうのです。

しばらく悩んでしまいましたが,よく注意書きを読んでみたところ,漢字や長音記号などはダメ,ひらがなかカタカナで答えるべしとあり無事解決。

家内に,<競馬の口座に入金し忘れたので,クレジット方式を申し込んだ。5/5こどもの日にG1レースがあってな,当番になっておるんで,この日X千円だけクレジット決済するのでよろしく>,と伝えると,<桁が違ってたら,おっこるで>,と釘をさされてしまいました。

もちろん,第24回NHKマイルカップを。この3歳マイルG1は単純に持ちタイムがないと勝てないレースです。多少の駆け引きがあったとしても,最後まで全力で走ることが多く,それが結果としてタイムに現れ,潜在能力で従来の時計を大巾に縮めるのは至難のわざ。

出走予定の牡馬の殆どが1分34秒台である中で,桜花賞馬のグランアレグリアの1:32.7は,昨年のアーモンドアイでさえ1:33.1だったことを考慮すれば飛びぬけたタイムです。同期の牡馬は大したことあらへんでと自信をもって挑んだ朝日杯FSでしたが,直線抜け出しをはかろうとするとする所を牡馬につめ寄られ思わずひるんでしまいましたが,さっと先行してそのまま影すらふませずゴールしてしまえば大丈夫。

牡馬で1分34秒を切っているのは,アドマイヤマーズだけ。朝日杯FSを快勝するも,その後1800mの共同通信杯は2着,2000mの皐月賞は4着,この時点でマイルこそ最善との結論に至ったのでしょう。グランにとって最大の難敵。

それから,きさらぎ賞を勝ったあと皐月賞へは向かわず,マイルCからダービーを狙っているのがダノンチェイサー。マイルは中京の1:34.7がベストですが,実績以上のタイムを容易に出してしまいそうな恐ろしいほどの成長力を持っていそうです。

おそらく勝つのは上記3頭のいずれか。

これに割って入ってこれそうなのは,マイル適性が明らかになったファンタジスト,アーリントンCを勝った牝馬のイベリス,マイル未経験なれどロードカナロア産駒で潜在力のありそうなグルーヴィット,マイルで息を吹き返すかもしれない新潟2歳S覇者のケイデンスコール,東京では1-1-1-0の牝馬セリユーズまで。

まだ出走は未確定ですが,3連複のフォーメーションで,
グランレグリア→(マーズ・ダノン)→(マーズ・ダノン・上記の5頭)であれば11点で収まります。
令和初のG1なので,とにかく,なんとか的中させねば!

2019.4.30 いろは
posted by Don and Mama Mind at 15:11| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年03月22日

宮記念2019

最近やや寒さがゆるんできたせいか,夕方ベランダで喫煙していると,バット君(こうもり)が近くを飛来する姿が目に入ってくることも。寝る前にシャッターをビシッと閉めとかないと,休憩所がわりにシャッター奥でしばし休んだあと,フンを置き土産にしやがるので要注意。

中途半端に暖かだったり寒かったりの花粉症全盛期に行われるG1が高松宮記念。かっては,略して<宮杯>の名で親しまれた中京の名物レース。71年の創設で,当時の開催時期は6月のちに7月へ変更,距離は2000m。ハイセイコー,トウショウボーイ,オグリキャップといったそうそうたる名馬がこのレースを制したことも。

84年のグレード制導入に伴いG2レースに,そして96年から1200mのG1スプリント戦に変身を。このとき三冠馬のナリタブライアンが,賛否の交錯する中で出走に踏み切ったものの,このレース後に屈腱炎を発症し引退を余儀なくされたことはよく知られています。

また,98年に高松宮杯から現在の高松宮記念へと改称されましたが,このレースで支給されていた謝礼金が皇室経済法に抵触するとの理由によるもの,そんな説明を競馬アナがしていました。
前置きが長くなりましたが,今年はアーモンドアイを筆頭にめちゃくちゃ強い明け4歳のツワモノ勢の一角であるLダノンスマッシュ(牡),Nモズスーパーフレア(牝)が断然抜けているとの見立てに異論なし。ダノンは京阪杯とシルクロードSを,またモズもOP特別とオーシャンSをそれぞれ連勝中なので当然といえば当然か。

続いて,暮れの阪急杯でスマートオーディンの強襲を受け2着に敗れたものの,宮記念では2年連続で2着を確保しているGレッツゴードンキ,1400mの京都牝馬Sを勝ったOデアレガーロ,OP特別とオーシャンSを2着したHナックビーナスあたりが,その後に。

電撃の6ハロン戦ゆえ油断は禁物ですが,あえて面白そうな1頭をあげるとすれば7歳のEアレスバローズを。自己ベストが小倉の1:06.6,中京コースは3戦して全て3着以内。データ上は勝ったとしても決して不思議ありません。

さて,この6頭をどう組み合わせるかが問題ですね。ダノン唯一の気がかりは持ちタイムが京都の1:08.0であること。1分7秒前半あたりの時計が欲しいところですが,上昇中の4歳という強みを考えたら特に問題なしか。

ここは素直に,4歳コンビ(LダノンとNモズ)を2頭軸に残り4頭(EGHO)に流す3連複か,2頭を互いに1,2着,残り4頭を3着とする3連単フォーメーション,あるいは少し荒れると見れば,6頭の3連複ボックス,2頭軸の3連単マルチでも。

2019.3.22 いろは
posted by Don and Mama Mind at 09:14| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年03月07日

金鯱2019

次の日曜はお馬の会の当番がまわってきます。中京の金鯱賞,阪神のフィリーズレビュー,どちらも難解ですが,G1馬5頭が登録された金鯱賞でいってみることに。

このレースは<きんこしょう>が正規の呼び名ですが,名古屋では10人中9人までが<きんしゃちしょう>と呼ぶそうです。金鯱とは<名古屋城の金のしゃちほこ>を指すので,それも当然のことですね。

アルアイン,ダノンプレミアム,ペルシアンナイト,モズカッチャン,リスグラシュー,以上の5頭がG1馬ですが,中京左回りの2000mという条件でどれが一番強いのかというイメージが中々かわいてこないのです。

順調なのは,エリザベス女王杯を勝ち,ようやくシルバーコレクターの名を返上し,続く香港ヴァーズでも2着となったリスグラシュー,秋天を5着,マイルCSでも3着を確保した皐月賞馬のアルアインでしょうか。

ダノンプレミアムは皐月賞を挫石で回避,ぶっつけで臨んだダービーが6着,そのとき以来の長休明け,あっさり勝っても不思議ないし,またその反対でも不思議なし。モズカッチャンは相変わらず堅実に走ってはいるものの,ピークをやや過ぎた感も。

ペルシアンナイトは一昨年のダービー7着後はマイル路線に切り替え,3歳でマイルCSを勝つという快挙を成し遂げましたが,その後はマイルでは今一つパッとしません。皐月賞と大阪杯が共に2着であったように,むしろ適距離は2000mのような気がします。

なので,G1馬からはリスグラシュー,アルアイン,ペルシアンナイトの3頭まで。残る2頭は,同一条件の中日新聞杯を好タイムで快勝したギベオン,昨年5月ダートから芝に転じ2400mの1000万特別を2:22.9という驚異的なタイムで勝った左回り巧者のムイトオブリガードを。

この5頭で3連複のボックス10点とするか,冒険するならペルシアンとギベオンの2頭軸,相手は残り3頭の3連単マルチ18点にて。先週が当番だったら弥生賞がばっちり当たっていたのにな。

2019.3.7 いろは
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2019年02月25日

弥生2019

今年の弥生賞は,雰囲気がどこか6年前(2013年)によく似ているような気がします。この年はエピファネイアとコディーノが単勝2倍台で人気をわけあい,少し離れた3番人気がキズナ,しかも12頭だての小頭数,誰もがこの3頭で決まり,おそらく波乱の目はないだろうと予想。

されど,優勝したのは6番人気の伏兵ディープ産駒のカミノタサハラ,そして2着も10番人気のミヤジタイガが突っ込み,上位人気の3頭そろってこの2頭の後塵を拝するという大波乱が。なので,3連単が46万,馬単も12万の高配当。

私は,カミノタサハラが前々走のホープフルS(当時は中山でオープン競走)で好タイムの3着に入線したのに着目,馬単でタサハラを頭で残り全部に流したところ的中してしまったのです。近くにあるラポールのプールで練習していた娘と家内に,この大勝ちをメールですぐ伝えたのに,反応が全くなかったことが思い出されます。

なお,このレースのあと平場では今ひとつパッとしなかったミヤジタイガは,一昨年から障害レースに活路を見出し,昨年暮れの中山大障害では2番人気に推され5着の大健闘を。この名前が出てくるたびに,反射的にあの時を回想してしまうことに。

今年は11頭の小頭数で,ニシノデイジー,ラストドラフトが1,2番人気をわけあい,3番手にサトノラディウスが続きそうです。だとすると6年前と同じく,1,2番人気がディープ産駒以外で,3番人気がディープ産駒,なので6年前と全く同じ構図が再現されます。

それから,やや人気薄のディープ産駒といえば,カントル,きさらぎ賞で注目したメイショウテンゲンの2頭。万がいち6年前がリピートされるとなれば,5番人気以下なら<カントル>,そうでなければ<テンゲン>を軸にした馬単でいってみましょうか。

2019.2.25 いろは
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2019年02月22日

オルフェっこ

日曜の中山記念には,エポカドーロとラッキーライラックというオルフェーヴル産駒のG1馬が登場することに。加えて,ディアドラ,ステルヴィオ,スワーヴリチャードという強力なG1馬,そして金杯を勝った部類の中山巧者で昨年の覇者ウインブライト,このあたりで上位が決まりそうです。

N0856.jpgエポカはスプリングSを2着した後に皐月賞を勝ち,続くダービーでも2着を確保したまでは順調でしたが,秋になってからは神戸新聞杯が4着,菊花賞では8着と期待に応えられませんでした。春は不振ながらも毎日王冠からマイルCSを制したカナロア産駒のステルヴィオには大きく水をあけられてしまうことに。

一方のライラックも阪神JFを快勝後,1番人気で迎えた桜花賞,2番人気で迎えたオークスも相手がアーモンドアイではさすがに歯がたたず,ぶっつけで臨んだ秋華賞もいいとこなく9着に沈んでしまいました。

このオルフェの仔たちは,だいたい似たような軌跡をたどりながら,明け4歳を迎えてしまうことに。秋の成績がいま一つだっただけに,人気もおそらくは5〜6番手あたりでしょうか。

ディアドラ,スワーヴ,ブライトという強烈な5歳トリオに,ステルヴィオ,エポカ,ライラックの明け4歳トリオがどれほど太刀打ちできるか,成長具合がどれほどか,今年の古馬戦線を占う上でも興味深い一戦となりそうです。

オルフェの仔2頭が,このままくすぶってしまうようには思えません。オヤジがどうにも御しにくい奴だったように,扱いが難しく持てる力を出し切れなかっただけのことであれば,逆に狙い目のようにも。

なので,高配狙いならHエポカとBライラックの2頭軸で相手4頭(@DFI)の3連単,懐具合で固定かマルチのいずれかを。また,的中優先で見苦しい買い方をいとわないのであれば,トリガミ覚悟で6頭の3連複ボックス20点で。

2019.2.22 いろは
posted by Don and Mama Mind at 21:14| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年02月01日

おっかさん似

次の日曜,真冬の京都で行われる三歳馬限定のG3きさらぎ賞では,ひそかにメイショウテンゲンに注目を。
テンゲンは天元と書いて<碁盤の中心点>のこと。ディープ産駒ですが,同じ父をもつダノンチェイサーやヴァンドギャルドに比べると,やや地味目な印象で人気もおそらく中ぐらいでしょうか。

JRA−HPからレースぶりを見ましたが,4戦目でようやく未勝利を脱したように,ディープ産駒に特有の鋭い切れ味や才気はそれほど感じられません。ただ,最後の直線はあきらめずに走り抜き確実によく伸び4戦すべてが馬券圏内の着順。

よく見るとまだそんなに目立たない芦毛だったので,母親が気になり馬柱を見たら,母の名はメイショウベルーガ。

3歳になってからデビューしたベルーガはその年に11走,翌4歳時にも13走と月に1回のペースで走り続けました。初のG1秋華賞に出走するも11着。それほど注目される存在ではなく,真摯に走るタフな芦毛の牝馬という程度の評価が。

されど4歳秋に準オープン特別を勝ったのち,6番人気で臨んだG1エリザベス女王杯を5着,続くG3愛知杯で3着になったあたりから本格化が始まりました。

N0849.jpg明け5歳の初戦となった日経新春杯を勝ちようやく遅咲きの重賞ウィナーとなったあと,1番人気に推された阪神大賞典では3着,春天は5番人気に支持されるもさすがに荷が重く10着,続く宝塚記念は6着,新潟記念を4着。1カ月ほど休んだあとの京都大賞典で重賞2勝目を飾り,そのあと迎えたエリザベス女王杯ではスノーフェアリーに大差をつけられたものの,アパパネやリトルアマポーラをおさえて2着を確保,ジャパンカップでも6着に入る健闘で存在感を示すことに。

ベルーガはその翌年秋天に出走しましたが,そこで競争中止となったのを最後に現役を引退し,繁殖にあがることになりました。いつの間にか先団に姿を現わす芦毛の美女の全盛時,予想のときにはいつも,その取捨をどうしようかと大いになやませてくれたものです。

そんな晩成の名牝を母に持つメイショウテンゲンだけに,このレースでどのような走りを見せてくれるのか楽しみにしているのは,かようななわけがあったのです。かりに今年がダメでもまた来年,来年が今いちでもまた再来年と,むしろそのほうが性に合っているのかも。

一番華やかな3歳クラシックの時期に最も輝きをはなちながらも,4歳以降はややしりすぼみになってしまうことも多いディープ産駒のなかから,そろそろ奥手の本格的な大器が現れてもよいのでは。

2019.2.1 いろは
posted by Don and Mama Mind at 21:28| 競馬観 | 更新情報をチェックする