2020年01月18日

ひと安心

昨年の秋ごろから,ずっと気になっていたことがありました。私は1月生まれなので,誕生日をまたぐ前後2か月のあいだに,車の運転免許を更新しなければなりません。

免許を維持するための身体的な条件とは,ただ一つ,一定以上の視力があること。これは,片眼それぞれ0.3以上,両眼で0.7以上とユルユルの<しきい値>なので,今まで何度も更新を重ねてきましたが,まったく気にすることはなし。N0893.JPG

されど,前の年あたりから,遠くも近くも見えずらくなってきたなと感ずることも多くなり,待てよ確か次の正月前後には車の免許の書き換えがあるはず,このままで大丈夫やろか,と一気に不安になってきたのです。

くわえて家内はつねづね,<わたしの年金が出る時までは,バイトしなきゃぜいたくでけへんから,(娘の)送り迎えきっちりしてや>,とアツをかけてくるので,何としてでも更新できなければなりませぬ。

なので,少々不安がある旨,おそるおそる家内に打診したところ,<コストコ行ったら,いいのが安く買えるで。さあ,行こ行こ>,ということでつい先ごろ会員登録したばかりの京都コストコへ直行。そして長い時間をかけ検査をしたのちに勧められたのが,中近専用の二つのメガネ,値段も今の遠近両用の約半分,ふかく考えるまもなく,これで決まり。

N0890.JPG 実はこの日,家内は朝がたに階段の最後の一段を踏み外してしまい,ドテっと大音響を立てて廊下に転倒,どうやら左足の親指あたりを痛めてしまったのですが,<まだ動けるから大丈夫。右じゃないから運転もOK>,とみずからハンドルをとってくれたのです。

 それから,正月もすぎ,三連休明けの火曜日に,いざ出陣と決めることに。連休の日曜と月曜,家内と娘は,千葉国際プールで水泳の試合があって,フリーの800mと50mで娘は結構いい結果を出したとの一報が前日にあり,これが随分励みに。娘もこんなにがんばっているのだから。

その日,
最後の視力検査があり,やや時間を要してしまいましたが,担当の若いおねえさんから,<大丈夫でしたよ>,と告げられたときは,年甲斐もなくなんだか妙にうれしくなってしまい,すぐさま家内のもとへ,<なんとかパスできたよ。やれやれ,これで一安心>,と速攻報告を。

2020.1.18 ひふみ
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2019年12月31日

あったかな

今年の24日から3泊4日で初めて沖縄旅行をしました。まだ娘が生まれて間もないころ,一度沖縄に行くチャンスがあったのですが,あいにく娘がカゼを引いてしまい,あえなくオジャン。それ以降,ずっと無縁でした。

N0892.JPG 格安旅行の名人である家内が,ある日,<なあなあ,年末年始にどっか温泉宿に行っても,お風呂はめっちゃ混んでるし,格安宿の食べ物って,しょぼいやん。ほなら,おんなじくらいの費用だすなら,沖縄に行ってみいへんか>

 こんなことを言うからには,もうすでに飛行機の座席や宿泊先はある程度確保のうえ,相談というより強制的に<さあ行くで>の意思表示にほかなりません。N0889.JPG

テレビで天気予報をみるたび,本土はどこも1桁かよくて10度ちょいの真冬日なのに,なぜか沖縄だけは上が25℃前後で下も20℃前後,関西なら初秋のころの陽気。最近とみに寒さに弱くなってきただけに,家内からその提案を受けた瞬間,迷うことなく心は決まったのです。

飛行機から降りたらやはり思った以上に暖かく,半袖と短パン姿の男子は珍しくなく,現地の方々いわく<今年は例年以上に暖かいな>とか。レンタカーで,その日はひめゆりの塔近辺,翌日は最北端の辺戸岬,翌々日は美ら(ちゅら)海の水族館を観光。

食べ物がやたらとおいしいし,また黒糖ベースのお菓子もめちゃくちゃおいしくて,三人そろって普段の倍くらいの量を食べてしまい,きっと太ってしまったに違いない。

N0891.JPG もし,年末ジャンボが当たったら,沖縄本島の中間ぐらいのところに住まいを調達し,12月頃から3月中旬の寒い時期だけ,そこで暮らせたらいいねと私が夢を語ると,<娘とわたしは奈良におるから,ひとりで行きや。ま,たまには遊びに行ってあげんこともないけどな>,だって。

 少し気になるのは,娘が沖縄をガッツリ気に入ってしまったこと。帰りの飛行機の中で,しきりに<また,行こね>,ということは,すっかり回路に入ってしまい,スケジュール化されてしまったということ。家内も,私も,一層好きになってしまったので,それでもOK牧場ですが。

2019.12.31 ひふみ
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2019年09月16日

まちぶせ

ランチをすませたあと,とりわけ若い女子がお茶をしながら噂話なんかに花を咲かせる喫茶店を見つけだしては,自分が誰だかわからないように変装し,にぎやかな女子のグループが近くに陣取るやいなや,あっちこっち目まぐるしく飛び火するその話にじっと耳をかたむけていたそうです。

N0886.JPG<実は,そんな噂話の中から詞や曲がうまれることもあるんです>,そんな風に記者の質問にこたえていた記事を週刊誌かスポーツ新聞で目にしたのは,ずいぶん昔のことですが,年頃の女子の話す言葉にインスパイアされた人とは,当時全盛期の荒井(松任谷)由美さんのこと。

斬新なアイデアにあふれる彼女の作品はそんなに多く聴きこんだことはありませんが,石川ひとみさんが歌って大ヒットした<まちぶせ>がやはり大好きです。オリジナルは三木聖子さんに提供されたものですが,その5年後にカバーした石川さんによって大ブレークすることに。

三木さんの実体験ストーリーを聞いた荒井由美さんが詩曲を作ったそうですが,石川さんにも似たようなな体験があったとのこと。

ついでに蛇足ですが,私の家内も歌詞と変わらない<まちぶせ作戦>を用意周到に計画し,みごと成功に導いた友人がいることを,実名をあげて私に話してくれたことがあります。

今なら,SNSを通じて気軽に出会いを実現することも可能になりましたが,通信手段が手書きの手紙とか有線の電話機しかなかったアナログな時代において,更に,女子が積極的にアプローチをすることがあまり好ましいことではなかった風潮下において,女子の取りうる最強かつ効果抜群のツールだったに違いない。

石川ひとみさんのように可憐で清楚な女子がひそかに想いを寄せてくれ,どこか街角でまちぶせしてくれてたらどれほど幸せか,という実現がほぼ困難な淡い期待だったぶん,妙に大きなインパクトを残したのでしょうね。

想いを寄せてくれる人も,まちぶせしてくれる人も,結局出現しないまま多感な時期がすぎてしまいましたが,まあ,もてる奴より,もてへん奴のほうが断然多いのだからして,確率考えたらしゃあないで,としておこう。

◆ 石川ひとみ 「まちぶせ」

2019.9.16 ひふみ
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2019年08月01日

共存

ネコのオスが子育てに参加することはまずないだろうというのが通説。我らが世代前後の無数の男子同様,そんなことは女子がするもんだと決めこんでいます。

されど,人とネコが共存することでよく知られる福岡の相島(あいのしま)では,外敵が現れるやいなや猛ダッシュして追い払ったり,人のオヤジ同様我が子を溺愛するイクメンならぬイクニャン君もいるそうです。

このイクニャン君は,ヨメニャン,ニャン子,ニャン太郎の四人(匹)家族。

ネコたちは海辺の廃屋などに自由すみつくことができるし,エサも島民や観光客などからふんだんに与えられるので,食と住に困ることはほとんどありません。なので,平和でのんびりしてるのかなと思いきや,年に何度かその時期がやってくるたび,子孫を残すための熾烈な争いが待ち構えています。

オスネコ同士はまず互いににらみ合い相手の器量を品定め。にらみ合う姿は開始のゴングが鳴る前のボクサーと変わりません。しかるに次に何が始まるのかと思っていると,腕力の強さを決めるための殴り合いや取っ組み合いではなく,なんとも奇妙な<鳴き合い>という声の出し比べ。

互いのうなり声にこもった気合や男気の熱量を競いあい,<負けた,勝てぬ>とさとって先に顔をそむけたほうが負け。他に挑んでくるオスネコがいなくなったら,終始その様子をながめていたメスネコの配偶者に決定するとか。

人のように一夫一婦という道徳律はもちろんないので,その都度,優勝劣敗という自然の掟に従った配偶者えらびが行われます。そのため,イクニャン君の相方であったヨメニャンも,その時になったらその定めに従わざるを得ません。

どこから見ても獰猛そうで強そうなデッカいクロネコ大王が,<オレにかかってくる根性のあるやつはおるか>とまず名乗りを上げました。まわりにいた何匹かのオスネコたちは,こわがって挑もうとしませんでしたが,元旦那のイクニャン君がチャレンジャーとして登場しました。

しかるに,クロネコ大王のドスが効いたうなり声に気合負けしてしまったのか,声すら発せぬままに顔をそむけてすごすごと退散してしまったのです。<ほかにかかってくるやつはおるか>と凄みをきかせると皆目をそらしてしまい挑戦者は見当たらず。じゃあオレのもんだなとばかりにヨメニャンにおおいかぶさろうとしたとき,一瞬のスキが。

ヨメニャンはクロネコ大王を振りきると,一目散に全速力で逃げまくりました。わき目もふらず向かったその先は,今しがたみじめに負けてしまったイクニャン君のもと。<わたしゃ,やっぱり,やさしくて子ぼんのうなあんたが一番イイ>と。それからまもなく子宝に恵まれたそうです。

イクニャン君のような家族思いのオスネコが出現したり,優勝劣敗の原則に反するヨメニャンの繁殖行為自体,きわめて例外的なことであり,もしかすると人と共存するうちに,その機微とか人情のようなものを自然と学んだのかも。でも,どこかホッとするものが。

(PS) 以上は,NHKの<ダーウィンが来た>で放映された内容の一部について,若干の私見も交え構成しました。あとで思い出しましたが,私の住む奈良では人と鹿が共存しています。もしかすると,イクニャン君みたいなイクバンビ君がいるのかもしれませんね。

2019.8.1 ひふみ
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2019年07月30日

長い夏

次の土曜に予定されていた家内のパート先での飲み会が急遽中止になったとか。

出席予定であった職員のお子さまが,連日報道されている京アニに勤めており,いまだ意識不明で入院を続けていることが判明し,そのことをおもんぱかっての予定変更のようです。

あっという間の出来事ゆえ,なにが起こっているのか,なにも判断できぬまま,その場の状況に身を任せるしかすべがなかったのでしょうね。

被害にあった方々の身内はみな一様に,彼女や彼がそこで働くことのできる喜びと誇り,そしてどれだけ優しい心をもち,無限の夢にあふれていたかを,なつかしむ一方,このめぐり合わせの理不尽に,ただただぼう然とするばかり。

私は同社のアニメに接したことがないので,その作品の素晴らしさを語ることはできませんが,人生のどこかで作品と関わりを持ち,大いに勇気づけられた人,今までの生き方を見なおす契機となった人たちは全世界に数知れず。

生き残った全員が回復をとげ,いまいちど制作に取り組むことのできる日が必ずやって来るのを祈るばかりです。

2019.7.30 ひふみ
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2019年06月10日

終わってみれば

ときどき家の固定電話に入ってくるのは,しょうもないことばかり,たとえばニッセンなどの通販から家内あての連絡,あるいはソーラーとかリフォームの案内みたいなものばかり。おまけに,その呼び出し音は5,6回鳴っても出ないと,事務的に不在と判断しすぐ切れてしまうことが多い。

なので,セールス用の電話が入ってきそうな<9時5時>の時間帯は殆ど無視。ただ,呼び出し音がいつまでも続いたり,早朝や晩遅いときだけ,すわッいち大事か!?,とやや身構えながら出ることになります。

N0881.JPG 昨晩の20時すぎ,<あっオレ>,で始まる電話を受けました。とっさに誰だかわからず,<どちら様ですか>,と確認すると,<オレだよ,〇✕△だよ>,相手は名前だけ名乗ったのですが,情けないことに,よもやそれが息子の名だとは判断できず,<こちらは,凸凹ですが,お間違えなのでは?>,なんともトンチンカンなやりとりを。

 息子は家内に何度か連絡したものの不通,しかたなく我が家の固定電話にかけてきたとか。こんなときは十中八九,ロクなことがありません。

 <また何かあったんか?>と聞いてみると,<オレ帰り道でバンビ(鹿のこと)ひいちゃったよ。突然目の前に現れたんでよけきれんかった。しばらくそのまま運転しつづけたが,やはり気になって,その場所に戻ったけどバンビはもういなかった>,とのこと。

車も特にいたんでないようだし,バンビも見当たらないのであれば,多分軽傷ですんだはず。なら<どうにもしようがないから,ほっとけ>とアドバイスを。

家内と娘は,横浜国際プールで水泳の試合があり,そのあと私の実家で夕食をごちそうになったあと<あゆみ荘>に泊まるはず。そろそろ宿に戻っているころなので,念のため<(息子から)電話あったか?>と尋ねてみたら案の定あったそうで,家内も私と同じ答えをしたようです。

思えば,お馬の会のイモちゃんが日曜のマーメイドSで3連複5万6千の大万馬券をかっ飛ばすわ,聞けば9カ月ぶりに試合に出た娘が50mフリーでメダルを取れたとかで,イイことづくめ。

息子のなんともさえないボヤキが<不幸の連鎖>を呼ぶかと思いきや,終わってみれば何もかもが大団円。私のほうも,歯ぐきのハレにしばらく悩まされていましたが,やや回復してきたみたいだし。

2019.6.10 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 15:37| 周辺 | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

冷やしながら

今使っているノート型PCは今年で満6年を超えましたが,さすがに大丈夫というわけにはいかず,去年あたりからアベマTVの実況中継を観たり,自作のエクセル競馬試算システムを動かしているまっ最中に,また最近ではバイト用のツールを使って仕事をしているときに,<ピューン>という短いさえずりを発したあとダウンしてしまう,こんなことが何度も続いているのです。

N0880.jpgPCがフリーズして動かずどうしようもないときなどに<電源ボタンを長押して強制的に切る>という処置をほどこしますが,これが自然発生するようなものなので,PC本体に良いはずがありません。

最初にこれを体験したときは,PCが死んでしまった,と観念しましたが,しばらく時間がたったあと,あきらめながらも電源ボタンを押してみると生き返ったのです。画面もデータにもとくに異常はなかった。

ああ,よかった,まだ持つ大丈夫。喉元過ぎれば熱さを忘れるという諺どおりに,これで強気になってしまったのです。

それから,<ピューン・ダウン>する直前,PC本体右側に熱がこもって異常に熱くなるという法則をつきとめました。おそらくは空冷用のファンみたいな装置が劣化してダメになったのでしょうね。

そしてとうとう究極の対策を見いだしました。アベマの実況やバイトのときなど,熱がこもりそうな処理を行う際には,扇風機の風をPCに直接あててる限り,熱おび運転してても決して熱くならないことを。

大昔,車がまだそれほど一般的でなく,舗装されていない道路が普通だったころには,道端などでボンネットをあけオーバーヒートしてしまったエンジンを冷ましている風景をよく目にしたものですが,これと同じこと。レトロやな〜(w)

とはいえ,空冷式PCではやはりなにかと面倒だし,ある日本当に突然死してしまう可能性も大。そろそろ買い換えないと笑い話では済まなくなってしまいますね。

しゃあない,ぼちぼち大鬼(家内)との交渉を始めるべえか。

2019.6.5 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 09:02| 周辺 | 更新情報をチェックする

2019年06月04日

ポッケ

ズボンのポケットには入り口ちかくに,もう一つ小さ目のポケットが付いていることがあり,手を突っ込んだとき,偶然そこに500円玉とか100円玉なんかがまぎれこんでいたりすると,思わず<しめしめ,得した!>って気分になれます。

コンビニなどで買うのは,メビウスのスーパーライト・ロングというタバコをまとめて数個,日刊スポーツかスポニチ,税込みでちょうど110円となる野菜ジュースぐらいですが,あらかじめ車の中で財布から千円札を数枚取り出し,ポケットに入れてから向かいます。N0879N9999.JPG

レジで精算するとき改めてポケットから千円札を取り出すことになりますが,こんなとき小さなポケットに500円玉の感触を感じたら欣喜雀躍,<ゴメン,お姉さん,タバコもう1個追加しといて>,となって,その日が一気にパッと明るく。

また,緊急に必要なものがどこにも見当たらない,そして時間は迫ってる,とうとうしかたなく諦めてしまった。そんなものが,時がしばらくたったあと,必死にさがしていた場所のすぐ近くで見つかった,なんてことも。

落ちついてじっくり取り組みさえすれば(=時間に余裕があれば)容易に正解が見つかるのに,いろんなことが同時進行していると,なんらかの優先順位をつけなければならないので,正解を得られないまま見過ごしてしまうことに。されど,これはごく当り前のこと。

なので,時間に恵まれてくるようになると,いままで見過ごしてきたことや忘れていたことが,なにかの拍子にホイと思い出すことも多く,私がここで書いてるものの殆どがそれ。要するに<再発見の旅>みたいなものかもしれません。そして,それは当分終わりそうになく。

いま世代を問わず<ひきこもり現象>が社会問題となっていますが,残念ながら私はその定義にドンピシャ当てはまっているようです。

されど,幸いなことに,家内と娘それから息子を通じて間接的ながらも<生身の人の息吹き>を感じとることもできるし,とりたて努力を必要としない<再発見の旅>も何とか続いているので,バッドケースに陥らずにすんでいるのかも。

『 右のポッケにゃ夢がある,左のポッケにゃチュウインガム 』,これは<東京キッド>という古い流行歌。童謡にも『 ポケットのなかにはなにがある? ポケットのなかには〇〇〇がある 』なんて歌があったのをおぼろげに覚えていたので,ユーチューブでさがしてみましたが,どうにも見当たらず。もしかすると,いつか娘がさがし出してくれるかもしれないので,それに期待しておこうか。

2019.6.4 ひふみ
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2019年05月28日

いづみちゃん

奈良における家内の戦友の一人である松っちゃんのお嬢さん,いづみちゃんの訃報が家内のラインに入り今日が告別式,家内は娘を連れて参列することに。

松っちゃん,いづみちゃんとは,だいぶ前いっしょに旅行をしたあたりからしばらく交流がとだえていましたが,もう一人の戦友谷やんから,最近いづみちゃんの調子が芳しくないようだと耳にしていたものの,こんなに突然逝ってしまうとは。

この親子,地元では知らぬ人はおらんと言われた伝説の猛烈キャラで,どちらかといえば大いに怖がられていました。花岡シスターが主宰するおもちゃライブラリーに家内が娘とともに通い出したころ,この大先輩がおっそろしくてこわくてたまらなかったようですが,何度か接するうちに,実は気弱で繊細で優しいことがわかってきたとか。

おまけに不思議なことに,娘はいづみちゃんがなぜか大好きで,旅行の話なんかが出てくると必ず,いづみちゃん,いづみちゃんおかあさんといっしょ,と必ず指名したようです。N0878.jpg

そして,私も随分前になりますが,松っちゃんと三姉妹(姉・いづみ・妹)が私の家を訪れたことがあり,そのとき,いづみちゃんをごく至近距離でながめる機会があったのです。家内から武勇伝はだいぶ聞かされていたので,最初はすこし身構えていましたが,びっくりするほどおだやかな表情をしていたことは今でも鮮明に覚えています。娘が彼女をいたく気に入っていた理由がなんとなくわかったようにも。

いづみちゃんも,娘も,根っこにあるのは,なにかのはずみで突然情緒が乱れてしまうことかもしれません。そのトリガーが何でどんなときに現れるかはいまだ解明できていません。娘とて,これから先,最後まで見届けることはできないので,何が待ち受けているかわかりません。

松っちゃんも,あと10年,わたしが元気でいられるせめて10年だけでもと悔やんでいたそうですが,いづみちゃんも精一杯生きて,天寿を全うしたに違いありません。しばらくは心にポッカリ穴があいてしまうかもしれませんが,松っちゃん,谷やん,家内の戦友三人組で,どこか温泉にでもつかってゆっくり回復できるようにして欲しいものです。

葬儀の始まるまえ,しばらく見ないうちに,いつのまにかすっかり大人になった,お母さんが大好きでたまらない二姉妹からも,<母をどんどん旅行に連れていってあげてくださいね>と念押しされたとか。

大丈夫!そのあいだ,娘は私がちゃんと面倒みるから,心配しなくてイイよ。

2019.5.28 ひふみ
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2019年05月21日

鍵がぬけない

よ〜く落ち着いて考えてみたらすぐに気がつきそうなことでも,一旦なんかの拍子にパニくってしまうやいなや,頭が真っ白になってしまうことも。最近とみに目立ちはじめたジイジやバアバによる信じがたい運転ミスによる事故なんかも,たぶん同じことなのでしょうね。

N0877.JPG昨日は家内が用事で不在だったので,こんなときはいつも娘をサイゼリアにつれてゆき外食するのが恒例。娘は<フロ⇒メシ>の順番が不動なので,あらかじめ追い炊きしてから迎えに行き,帰ってきたら娘はすぐさまカラスの行水を。

その予定通りにことが進み,走行距離がついに13万キロを超えてしまったワゴンRに乗ってサイゼリアに到着すると,店のすぐ近くに駐車スペースがあってラッキーと思いながら,バックの車庫入れも珍しく修正なしの一発OK。

されど,なにもかも順調なときを狙ったとしか思えない,<いじわる試練>,が待ち構えていたとは!

車は古い型式なので,手差しの鍵を抜き差しする方式。娘は既に店に向かっており,いつものように鍵を左に回して外そうとしても,これが全く抜けないのです。ウンともスンともいわない。

念のため逆の右に回してからやり直しても同じだし,車はピーピー音が鳴ったまま。<抜けないはずがない>という信念でしばらくかわり映えのないことを繰り返していると,いつまで待っても私の姿が見えないので,さすがに不安になったのか娘が戻ってきました。

<ごめんな,車のなかで待っててね>と娘に伝え,つながらないことは承知で,<守護神>である家内のもとに携帯で電話するも不通。そしてもう一度だけ不毛の処置をこころみたあと,車はその状態のままで<食べに行こう>と決断を。

いつものメニューをすばやく注文して,席を外してもう一度<守護神>のもとに通話するも再度普通。<しかたない,食べおわったらジェフを呼ぼう>とあきらめかけたとき,救いの女神から連絡が入ったのです。

開口一番,心配そうに<どーしたん?>,<あのな,車のキーがなんぼやっても抜けへんねん。そのままにして食べ始めてるんだけど>と状況説明するやいなや,<もしかしてギアをP(パーキング)にしてないんじゃない?>,あーそうだったんだ,ここで一気に氷解。

車に戻ると,前面のモニター表示は全部消えていましたが,ピーピー音はそのままなり続け。鍵を右に回しモニターを再表示すると,やはりバックで駐車したときのままでした。一度エンジンを切り,念のため始動させても全然OK。これにて一件落着。

おそらく,ギアは普段とおり<P>に入れたはずという思い込みが,こんな単純なドタバタの解消を遅らせたのでしょう。

事故を起こした当人が,<ブレーキを踏み続けた全然きかなかった>,と釈明するのは明らかな<責任のがれ>ではなさそうです。見ぐるしい自己正当化では決してなく,そのときたまたま<誤った信念>に支配されていただけなのかもしれません。

これが,今回の<鍵ぬけん,困った,どないしよう>で,よ〜くよーくわかったのです。
まっこともってお恥ずかしいかぎりですが…

2019.5.21 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 09:12| 周辺 | 更新情報をチェックする