2019年07月13日

決戦

うまくいくときは,立ちはだかる難所もあっけなくするりと抜け,何事もなかったかのようにゴールにたどり着けることができるものです。それとは逆に,準備万端すみずみまで目配りしたはずなのに,思いもよらぬところでつまずいてしまい目標の半分にも達しないことも。

N0884.jpg まずはタイトル挑戦者となることを多くのファンから望まれ,本人もそれを意識して強く望んでいる聡太君ですが,今まで予選あるいは本戦の早い段階でつまずいてしまい,どうしても初志を貫くことができません。駒の神様が,<聡太よ,お前はまだ若いのだから大いに苦しむべし,楽はさせてやらんぞ>,と試練を課しているのかもしれませんね。

 聡太君が年度内に挑戦者となって獲得できる可能性があるタイトルは,竜王戰と王将戦の2棋戦のみ。くしくも優勝賞金が最高値と最安値のタイトルですが,竜王戰への挑戦がにわかに現実味を帯びてきました。残り4連勝(ないしは4勝1敗)のところまでこぎつけたからです。

直前の久保9段戰では,押し切り勝ちをはかったものの逆に押し戻されてしまい,最終盤で自分の玉に詰みがあることを聡太君は発見し負けを覚悟したようですが,久保9段がそれを読み切れず再逆転での勝利という僥倖に恵まれました。このような運のあるときは弾みがつくものです。

されど,次の相手はトヨピーこと豊島名人,勝ったとしてもその次は魔太郎こと渡辺3冠が待ち構えています。更には,この両者に勝つことができても,決勝トーナメントの別の山からおそらく,軍曹こと永瀬叡王,またはオジオジこと木村9段いずれかが勝ち名乗りをあげてくると思われるので,いずれかの勝者と3番勝負を行って2勝しなければなりません。

現時点の最高実力者をすべてなぎ倒さない限り挑戦者にはなりえぬ厳しい戦いとなりますが,7/23(火)10時から豊島名人との決戦が予定されています。アベマTVで実況中継,視聴者数200万超えはまず間違いないところでしょう。

豊島名人との公式戦は2年前に1局あり,このときはコロリと負かされてしまいましたが,昨年新人王を獲得した聡太君と豊島2冠との記念対局では抑え込んで勝っていること,また現在のレーティング評価でもほぼ互角であることを考えたら,手に汗にぎる接戦となりそうなので今から楽しみです!

7月13日 あいう
posted by Don and Mama Mind at 09:17| きかい | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

となりの

夫婦ふたりで長年洋食屋を営んできたご主人が不慮の病に倒れてしまい,死期がせまったある日,長年連れそった奥様にこう頼んだそうです。<俺が死んだら,いつも店の調理場で着ていた仕事着(コックコート)を着せて棺桶に入れてほしいんだ>

唐突な申し出に奥様は<なぜ?>と問いかけると,<まだ店の借金が残っているだろう。お前ひとりに押しつけたまま先に逝ってしまうのはどうにも心苦しい。だからあの世に行ってもすぐ働けるようしたいんだ>,そう答えたとか。

N0882.JPG神戸淡路大震災のため,ご夫婦の店も住まいも全壊,何もかも失ってしまったそうです。すっかり途方に暮れながらも,まだ互いに若かったこともあり,何のこれしき,とはてしないマイナス・スタートからやり直す決意を固め,銀行から融資を受け洋食屋を再開したとのこと。

なんとか店のほうも軌道に乗り,なじみのお客様もどんどん増えてすっかり町の顔になってきたのに,好事魔多しとはこのこと,ご主人に不治の病が見つかり,発見したときにはかなり進行していて余命が数カ月,ご主人は<俺はまだまだたくさん働きたかった>と奥様の前で人目もはばからず号泣したそうです。

かといって奥様には調理の経験もなく,ご主人が亡きあとは店を継ぐことはできないので,店をたたむつもりでいたようです。されど,死ぬ間際の言葉に接した瞬間,ハートに火がついてしまったのです。

<俺の味が出せなくても構わないんだよ。お前が一生懸命でやっていれば,お客は必ずついてきてくれるもんさ>そんな優しい励ましもグイと背中を押してくれたとか。こうして,ご主人が存命のころと変わらぬファンが毎日たくさんやってきてくれるように。

こんな素晴らしい話ってあるのですね。これは関テレで平日の10時すぎから毎日放映される,<となりの人間国宝>のワンシーンでした。技芸を極めた人間国宝ではなく,どんなに辛いことがあっても人生を前向きに明るくとらえることのできる名手という点で,人に感動と勇気を与えてくれると考えたら,これも貴重な宝であるに違いありません。

2019.6.28 いろは
posted by Don and Mama Mind at 08:53| 諸々 | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

宝塚2019

先々週のマーメイドSでお馬の会当番のイモちゃんが三連複5万超えの大ホームランをかっ飛ばしたので,さっそく飲み会が企画され,7月中に焼き肉宴会が組まれることに。久しぶりに私も出席する予定としています。

今年の宝塚記念ですが,明日まではなんとか天気がもちそうで,当日も雨の確率が半々ぐらいなので,仮に降っても稍重ぐらいまででしょうか。今年は12頭立ての小頭数ですが,もちろん選りすぐりのメンバーとなりました。

出馬表を見た瞬間,@キセキとKリスグラシューを2頭軸とする三連複の総流し10点でいくことに決めました。

<真摯>と形容するのが一番似合っているのがキセキです。距離や馬場状態や競馬場,そして相手がどんなに強かろうが,決してひるまず持てる力を出し切る姿には好感が持てます。勝ちきれるかどうか分かりませんが,納得のいく走りを見せてくれるはず。

そして,唯一の牝馬で牡馬とは2キロの斤量メリットのあるリスグラシューも大器と謳われながらもG1タイトルを手にするのに2年半近く要してしまいました。そしてその後の2戦は,やはりシルバーコレクターに。

思い起こせば,全盛期のテイエムオペラオーに何度挑戦しても勝てなかったメイショウドトウが,とうとう負かすことができたのが18年前の同レース。

なので,真剣なシルバーコレクターに,競馬の神様が,時々気まぐれでご褒美を与えてくれるのが宝塚記念というレースなのかもしれません。がんばれ,キセキ,リスグラシュー!

2019.6.21 いろは
posted by Don and Mama Mind at 08:54| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

ばればれ

子供の可愛いウソって何かありますかという問いかけに,<おもらししたのに,おしりがあつくてアセかいた>とか<こっそりお菓子を食べたのに食べてないと言いはるそのお口にお菓子のカケラがついてた>そんな実例が。

N0885.jpg いずれもバレバレなのですが,必死に自分なりの可愛い言い訳を考える姿に,お母さんはついクスッと笑ってしまいながらも,<でも,ウソつきはいけないよ。つぎからがんばろうね>などとやさしくさとすものです。

 一方いい歳した大人がつくウソは,はなはだ見苦しい限り。

 自信満々に言い放ったのに,その弱点をすぐさま看破され,劣勢に立たされてしまうおそれありと察知するやいなや,どうにも辻褄の合わない屁理屈をこじつけては,ボクちゃん<そもそも,それはなかったこと>にしちゃおう,だって。

面白おかしくヤユするSNSとかワイドショーみたいな<超速攻の語り部ツール>が未熟であったひと昔前なら,何事もなく過ぎ去ったのかもしれませんが,今はアホなこと言ったり,したりしたら,アッという間にそこだけキリトリされて一斉攻撃のマトになってしまい,取りつくろえばつくろうほど,倍返しで足を引っ張られてしまうことに。

なので,それに気を付けようねと注意喚起をしたばかりなのに。失言を繰りかえすオヤジーズは,どこか憎めないところもあって,来たか(やらかしたな)とばかりに皆が一斉蜂起し集中攻撃できるってことは,言いたいことさえ言えない所に比べたら,むしろ平和で幸せなのかも。

されど,可愛いウソをつく子供ならなんとか正しい道へと導く余地は十分に残っていますが,ウソやその言い訳があまりにお粗末すぎる大人の集団には,<でも,ウソつきはいけないよ。つぎからがんばろうね>,と声をかけてもおそらく知らんぷり,どうにも救いようがありません。

2019.6.15 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 09:03| 諸々 | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

終わってみれば

ときどき家の固定電話に入ってくるのは,しょうもないことばかり,たとえばニッセンなどの通販から家内あての連絡,あるいはソーラーとかリフォームの案内みたいなものばかり。おまけに,その呼び出し音は5,6回鳴っても出ないと,事務的に不在と判断しすぐ切れてしまうことが多い。

なので,セールス用の電話が入ってきそうな<9時5時>の時間帯は殆ど無視。ただ,呼び出し音がいつまでも続いたり,早朝や晩遅いときだけ,すわッいち大事か!?,とやや身構えながら出ることになります。

N0881.JPG 昨晩の20時すぎ,<あっオレ>,で始まる電話を受けました。とっさに誰だかわからず,<どちら様ですか>,と確認すると,<オレだよ,〇✕△だよ>,相手は名前だけ名乗ったのですが,情けないことに,よもやそれが息子の名だとは判断できず,<こちらは,凸凹ですが,お間違えなのでは?>,なんともトンチンカンなやりとりを。

 息子は家内に何度か連絡したものの不通,しかたなく我が家の固定電話にかけてきたとか。こんなときは十中八九,ロクなことがありません。

 <また何かあったんか?>と聞いてみると,<オレ帰り道でバンビ(鹿のこと)ひいちゃったよ。突然目の前に現れたんでよけきれんかった。しばらくそのまま運転しつづけたが,やはり気になって,その場所に戻ったけどバンビはもういなかった>,とのこと。

車も特にいたんでないようだし,バンビも見当たらないのであれば,多分軽傷ですんだはず。なら<どうにもしようがないから,ほっとけ>とアドバイスを。

家内と娘は,横浜国際プールで水泳の試合があり,そのあと私の実家で夕食をごちそうになったあと<あゆみ荘>に泊まるはず。そろそろ宿に戻っているころなので,念のため<(息子から)電話あったか?>と尋ねてみたら案の定あったそうで,家内も私と同じ答えをしたようです。

思えば,お馬の会のイモちゃんが日曜のマーメイドSで3連複5万6千の大万馬券をかっ飛ばすわ,聞けば9カ月ぶりに試合に出た娘が50mフリーでメダルを取れたとかで,イイことづくめ。

息子のなんともさえないボヤキが<不幸の連鎖>を呼ぶかと思いきや,終わってみれば何もかもが大団円。私のほうも,歯ぐきのハレにしばらく悩まされていましたが,やや回復してきたみたいだし。

2019.6.10 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 15:37| 周辺 | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

冷やしながら

今使っているノート型PCは今年で満6年を超えましたが,さすがに大丈夫というわけにはいかず,去年あたりからアベマTVの実況中継を観たり,自作のエクセル競馬試算システムを動かしているまっ最中に,また最近ではバイト用のツールを使って仕事をしているときに,<ピューン>という短いさえずりを発したあとダウンしてしまう,こんなことが何度も続いているのです。

N0880.jpgPCがフリーズして動かずどうしようもないときなどに<電源ボタンを長押して強制的に切る>という処置をほどこしますが,これが自然発生するようなものなので,PC本体に良いはずがありません。

最初にこれを体験したときは,PCが死んでしまった,と観念しましたが,しばらく時間がたったあと,あきらめながらも電源ボタンを押してみると生き返ったのです。画面もデータにもとくに異常はなかった。

ああ,よかった,まだ持つ大丈夫。喉元過ぎれば熱さを忘れるという諺どおりに,これで強気になってしまったのです。

それから,<ピューン・ダウン>する直前,PC本体右側に熱がこもって異常に熱くなるという法則をつきとめました。おそらくは空冷用のファンみたいな装置が劣化してダメになったのでしょうね。

そしてとうとう究極の対策を見いだしました。アベマの実況やバイトのときなど,熱がこもりそうな処理を行う際には,扇風機の風をPCに直接あててる限り,熱おび運転してても決して熱くならないことを。

大昔,車がまだそれほど一般的でなく,舗装されていない道路が普通だったころには,道端などでボンネットをあけオーバーヒートしてしまったエンジンを冷ましている風景をよく目にしたものですが,これと同じこと。レトロやな〜(w)

とはいえ,空冷式PCではやはりなにかと面倒だし,ある日本当に突然死してしまう可能性も大。そろそろ買い換えないと笑い話では済まなくなってしまいますね。

しゃあない,ぼちぼち大鬼(家内)との交渉を始めるべえか。

2019.6.5 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 09:02| 周辺 | 更新情報をチェックする

2019年06月04日

ポッケ

ズボンのポケットには入り口ちかくに,もう一つ小さ目のポケットが付いていることがあり,手を突っ込んだとき,偶然そこに500円玉とか100円玉なんかがまぎれこんでいたりすると,思わず<しめしめ,得した!>って気分になれます。

コンビニなどで買うのは,メビウスのスーパーライト・ロングというタバコをまとめて数個,日刊スポーツかスポニチ,税込みでちょうど110円となる野菜ジュースぐらいですが,あらかじめ車の中で財布から千円札を数枚取り出し,ポケットに入れてから向かいます。N0879N9999.JPG

レジで精算するとき改めてポケットから千円札を取り出すことになりますが,こんなとき小さなポケットに500円玉の感触を感じたら欣喜雀躍,<ゴメン,お姉さん,タバコもう1個追加しといて>,となって,その日が一気にパッと明るく。

また,緊急に必要なものがどこにも見当たらない,そして時間は迫ってる,とうとうしかたなく諦めてしまった。そんなものが,時がしばらくたったあと,必死にさがしていた場所のすぐ近くで見つかった,なんてことも。

落ちついてじっくり取り組みさえすれば(=時間に余裕があれば)容易に正解が見つかるのに,いろんなことが同時進行していると,なんらかの優先順位をつけなければならないので,正解を得られないまま見過ごしてしまうことに。されど,これはごく当り前のこと。

なので,時間に恵まれてくるようになると,いままで見過ごしてきたことや忘れていたことが,なにかの拍子にホイと思い出すことも多く,私がここで書いてるものの殆どがそれ。要するに<再発見の旅>みたいなものかもしれません。そして,それは当分終わりそうになく。

いま世代を問わず<ひきこもり現象>が社会問題となっていますが,残念ながら私はその定義にドンピシャ当てはまっているようです。

されど,幸いなことに,家内と娘それから息子を通じて間接的ながらも<生身の人の息吹き>を感じとることもできるし,とりたて努力を必要としない<再発見の旅>も何とか続いているので,バッドケースに陥らずにすんでいるのかも。

『 右のポッケにゃ夢がある,左のポッケにゃチュウインガム 』,これは<東京キッド>という古い流行歌。童謡にも『 ポケットのなかにはなにがある? ポケットのなかには〇〇〇がある 』なんて歌があったのをおぼろげに覚えていたので,ユーチューブでさがしてみましたが,どうにも見当たらず。もしかすると,いつか娘がさがし出してくれるかもしれないので,それに期待しておこうか。

2019.6.4 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 15:24| 周辺 | 更新情報をチェックする

2019年05月28日

いづみちゃん

奈良における家内の戦友の一人である松っちゃんのお嬢さん,いづみちゃんの訃報が家内のラインに入り今日が告別式,家内は娘を連れて参列することに。

松っちゃん,いづみちゃんとは,だいぶ前いっしょに旅行をしたあたりからしばらく交流がとだえていましたが,もう一人の戦友谷やんから,最近いづみちゃんの調子が芳しくないようだと耳にしていたものの,こんなに突然逝ってしまうとは。

この親子,地元では知らぬ人はおらんと言われた伝説の猛烈キャラで,どちらかといえば大いに怖がられていました。花岡シスターが主宰するおもちゃライブラリーに家内が娘とともに通い出したころ,この大先輩がおっそろしくてこわくてたまらなかったようですが,何度か接するうちに,実は気弱で繊細で優しいことがわかってきたとか。

おまけに不思議なことに,娘はいづみちゃんがなぜか大好きで,旅行の話なんかが出てくると必ず,いづみちゃん,いづみちゃんおかあさんといっしょ,と必ず指名したようです。N0878.jpg

そして,私も随分前になりますが,松っちゃんと三姉妹(姉・いづみ・妹)が私の家を訪れたことがあり,そのとき,いづみちゃんをごく至近距離でながめる機会があったのです。家内から武勇伝はだいぶ聞かされていたので,最初はすこし身構えていましたが,びっくりするほどおだやかな表情をしていたことは今でも鮮明に覚えています。娘が彼女をいたく気に入っていた理由がなんとなくわかったようにも。

いづみちゃんも,娘も,根っこにあるのは,なにかのはずみで突然情緒が乱れてしまうことかもしれません。そのトリガーが何でどんなときに現れるかはいまだ解明できていません。娘とて,これから先,最後まで見届けることはできないので,何が待ち受けているかわかりません。

松っちゃんも,あと10年,わたしが元気でいられるせめて10年だけでもと悔やんでいたそうですが,いづみちゃんも精一杯生きて,天寿を全うしたに違いありません。しばらくは心にポッカリ穴があいてしまうかもしれませんが,松っちゃん,谷やん,家内の戦友三人組で,どこか温泉にでもつかってゆっくり回復できるようにして欲しいものです。

葬儀の始まるまえ,しばらく見ないうちに,いつのまにかすっかり大人になった,お母さんが大好きでたまらない二姉妹からも,<母をどんどん旅行に連れていってあげてくださいね>と念押しされたとか。

大丈夫!そのあいだ,娘は私がちゃんと面倒みるから,心配しなくてイイよ。

2019.5.28 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 21:04| 周辺 | 更新情報をチェックする

2019年05月26日

東京優駿2019【補】

終わってみれば誰も予想しなかった結果に。圧倒的1番人気のサートゥルナーリアは,ルメールが騎乗停止のためD.レーンに乗り替わり,おまけにスタートで後手をふんでしまった。

直線の追い上げぶりを見ればスタートさえ無事だったらと気の毒がられていましたが,おそれ多くも無敗のダービー馬に輝きたいのであれば,多少のハンデなどものともせず,何事もなかったかのように,涼しい顔して勝たなきゃなりませぬ。

ただ,ここで運気を使い果たさなかったことは,逆にこれからの捲土重来に期待が持てるということなので,そんな風に割り切ったらよいのです。 (5/26補足)


すこし前,スープラというスポーツカーのCMで豊田社長がじきじきにお出ましになり,
<100年前のアメリカには1500万頭の馬がいたが,これが車に代わってしまった。しかし,競争馬として,あるいは趣味として乗る馬は残っている。そう,馬を楽しむ方々のために馬が残っているんだ>,そんな風に語っていました。

スポーツカーも競争馬も,<究極の走りという楽しみを追及するという点で目標は同じ>,とでも主張したいのではと思われます。されど,いち競馬ファンとしては,目のつけ所もセリフも確かに中々シャレているのですが,今一つ心に響いてくるものがありません。少なくとも競争馬には予測できないドラマが必ずあるんだけどな。

さて,オークスも終わってみれば,ディープ産駒のラヴズオンリーユーとカレンブーケドールのワン・ツーで決まったように,府中の2400mは今だディープ産駒の独壇場。

今年も何頭かエントリーしていますが,ダノンキングリーは才能に満ちているとはいえ距離適性はむしろマイルのほうかもしれず,メイショウテンゲンは重馬場の限定付き,サトノルークスは皐月賞は大敗しましたがペース配分にとまどったことが原因であれば距離適性はあるのでもしかして化けるかも。京都新聞杯2着のロジャーバローズがやや不気味。

されど,残念ながらカナロア産駒の大本命サートゥルナーリアに勝てそうな気配はなく,皐月賞2着のジャスタウェイ産駒ヴェロックス,青葉賞のルーラーシップ産駒リオンリオン,京都新聞杯のキンカメ産駒レッドジェニアル。このあたりとドッコイどっこいが精一杯か。

オークスの勝ちタイムは2:22:8というレース・レコード決着。ダービー・レコードは15年にドゥラメンテの出した2:23.2,当日は晴れ模様ですが,女子の出したタイムをしのぐことができないと,また<今年も女上位かよ>と言われてしまいそう。

ここはごく普通に,Eサートゥルナーリアを1着固定とし相手を@ロジャーバローズ,Cサトノルークス,Fダノンキングリー,Jレッドジェニアル,Lヴェロックスの5頭とする3連単20点。もしくは,競馬に絶対はないので,サートゥルが沈んでしまうような大波乱を望むのであれば,この6頭の3連複ボックス20点でも。

2019.5.23 いろは
posted by Don and Mama Mind at 21:02| 競馬観 | 更新情報をチェックする

2019年05月21日

鍵がぬけない

よ〜く落ち着いて考えてみたらすぐに気がつきそうなことでも,一旦なんかの拍子にパニくってしまうやいなや,頭が真っ白になってしまうことも。最近とみに目立ちはじめたジイジやバアバによる信じがたい運転ミスによる事故なんかも,たぶん同じことなのでしょうね。

N0877.JPG昨日は家内が用事で不在だったので,こんなときはいつも娘をサイゼリアにつれてゆき外食するのが恒例。娘は<フロ⇒メシ>の順番が不動なので,あらかじめ追い炊きしてから迎えに行き,帰ってきたら娘はすぐさまカラスの行水を。

その予定通りにことが進み,走行距離がついに13万キロを超えてしまったワゴンRに乗ってサイゼリアに到着すると,店のすぐ近くに駐車スペースがあってラッキーと思いながら,バックの車庫入れも珍しく修正なしの一発OK。

されど,なにもかも順調なときを狙ったとしか思えない,<いじわる試練>,が待ち構えていたとは!

車は古い型式なので,手差しの鍵を抜き差しする方式。娘は既に店に向かっており,いつものように鍵を左に回して外そうとしても,これが全く抜けないのです。ウンともスンともいわない。

念のため逆の右に回してからやり直しても同じだし,車はピーピー音が鳴ったまま。<抜けないはずがない>という信念でしばらくかわり映えのないことを繰り返していると,いつまで待っても私の姿が見えないので,さすがに不安になったのか娘が戻ってきました。

<ごめんな,車のなかで待っててね>と娘に伝え,つながらないことは承知で,<守護神>である家内のもとに携帯で電話するも不通。そしてもう一度だけ不毛の処置をこころみたあと,車はその状態のままで<食べに行こう>と決断を。

いつものメニューをすばやく注文して,席を外してもう一度<守護神>のもとに通話するも再度普通。<しかたない,食べおわったらジェフを呼ぼう>とあきらめかけたとき,救いの女神から連絡が入ったのです。

開口一番,心配そうに<どーしたん?>,<あのな,車のキーがなんぼやっても抜けへんねん。そのままにして食べ始めてるんだけど>と状況説明するやいなや,<もしかしてギアをP(パーキング)にしてないんじゃない?>,あーそうだったんだ,ここで一気に氷解。

車に戻ると,前面のモニター表示は全部消えていましたが,ピーピー音はそのままなり続け。鍵を右に回しモニターを再表示すると,やはりバックで駐車したときのままでした。一度エンジンを切り,念のため始動させても全然OK。これにて一件落着。

おそらく,ギアは普段とおり<P>に入れたはずという思い込みが,こんな単純なドタバタの解消を遅らせたのでしょう。

事故を起こした当人が,<ブレーキを踏み続けた全然きかなかった>,と釈明するのは明らかな<責任のがれ>ではなさそうです。見ぐるしい自己正当化では決してなく,そのときたまたま<誤った信念>に支配されていただけなのかもしれません。

これが,今回の<鍵ぬけん,困った,どないしよう>で,よ〜くよーくわかったのです。
まっこともってお恥ずかしいかぎりですが…

2019.5.21 ひふみ
posted by Don and Mama Mind at 09:12| 周辺 | 更新情報をチェックする